ダイエットをするときに知っておくべきこと
みなさんこんにちは。鯛めしです。
今日は、前回のブログで言っていた、ダイエットをするときに知っておいてほしいことを書いていこうと思います。
まず、人が痩せるためには 1日の摂取カロリー(食べたもの)< 1日の消費カロリー(体を動かす運動) この式を成り立たせないと痩せることができません。
逆に、これが 1日の摂取カロリー(食べたもの)> 1日の消費カロリー(体を動かす運動) となってしまうと太ることになってしまうのは言うまでもないのですが、太ってしまうときはリスクが高いというのが今回のブログの本題です。
まず、先に言わせてもらいますが過度なダイエットは失敗すると下手をすれば取返しのつかないくらい体もメンタルもやられる可能性があることを知っておいてください。
ということで、内容に入っていくのですが、みなさん小学校で聞いたことはあるだろう三色食品群を覚えていますか?
これは、生きていくために必要な栄養素を食品別に分けたもので、黄色がエネルギー、赤色が体をつくる、緑が体の調子を整える、となっています。
ここで、太る食品の入っていると考えられる黄色、赤の食品についてどんな栄養素があるのか見てみましょう。
この図の三大栄養素 たんぱく質、脂質、糖質(炭水化物)が三色食品群の赤、黄にあたる栄養素となります。これらは体を作り動かすうえで必ず必要な栄養素です。
たんぱく質は筋肉、内臓を構成する主要な栄養素で、糖質、脂質は体を動かすエネルギーとそれぞれ役割があるわけですが、これらは1gを燃やすために必要なエネルギーがあるのです。
まず、体を動かすために使われるエネルギーは 糖質⇒脂質⇒たんぱく質 という順で使われることになります。
最初に使われる糖質は1gにつき4kcalのエネルギーになります。体の糖質が枯渇すると体の脂質が使われ始め、脂質は1gにつき9kcalのエネルギーになり、糖質の約2倍のエネルギー量があります。
たんぱく質に関しては1gにつき4kcalではありますが、脂肪も尽きたんぱく質を使わなければならない状況になることは普通に生活すればまずないと思います。
糖質、脂質を摂取すると1gにつきこれだけの運動をして消費しなければなりません。
具体例を挙げてみましょう。 例えば、100gのおにぎりを食べた場合摂取カロリーは400kcalとなります。これは男性がゆっくりと2時間歩く、女性が2時間自転車に乗るといった運動をした時に消費されます。
運動別消費カロリーの参考
運動で消費するカロリー一覧
これが100gの脂質のある食べ物だった時のカロリーは900kcalです。それら食べれば食べるほど、どれだけ運動しなければいけないのか想像つかなくなっていますよね...。(笑)
また、糖質もエネルギーとして使われなかったら体の中で脂質に変換されて脂肪として保存されます。4kcalが9kcalに変換されて保存されちゃいます。
このように、糖質、脂質のエネルギー量はとても多いので、ダイエット時にはそれらの知識や仕組みを知っているだけでダイエットのやり方や考え方がとても変わってくると思います。
ただダイエットを続けるのではなく、痩せる仕組みや食べ物のエネルギーなどの知識があるとダイエットの仕方にも幅が出てきて続きやすく楽しくなると思いますので、この記事を読んだ機にぜひ、栄養素まで考えて食事をしてみてはいかがでしょうか。
読んでいただきありがとうございました。ご質問、ご意見等ありましたらコメントお待ちしています。
http://www.pref.chiba.lg.jp/annou/shokuiku/shokuiku/balance.html